グッジョブWOMEN編集部の沖田宗久です。
一口に「水商売」といっても高級クラブのホステスから、場末のスナックの皿洗いまで色々と種類があります。
で、実際のところ彼女達は、いくら稼いでいるのでしょうか?
このページでは仕事内容と合わせて、女の子の給料の高い順にランキング形式で紹介していきたいと思います。
目次
【1位】クラブ(高級クラブ)
■平均月収:80~300万円
■給料形態:日給 or 日給+歩合など
■指名制度:あり(永久指名制度)
■スタイル:ヘアメイク必須。服装は自前のドレス or 着物
カウンターがなく、接客は基本的に横座り。
ママがいて、ノルマもあるのが一般的なクラブ。
年齢層は、お客・キャスト共に高めで、お酒を飲みながらしっとりと会話を楽しむといった感じ。
基本的には人からの紹介でなければ入店できないため(一見さんお断り)、紳士的かつ富裕層の客しかいない。
東京や大阪などの大都市圏では、著名人や芸能人の客も多いので、そういったパイプ作りもできる。
売り上げ・日給制・アルバイトなど様々な雇用形態があり、銀座などではアルバイトでも日給8万円などという店も存在するが、その分、同伴ノルマがあったり、着物やドレスを毎日自前で用意しなければならなかったりと出費も多い。
売り上げ(完全歩合)でやる場合は、お客と一緒にゴルフに行ったり、お歳暮を送ったり、帰宅はタクシーになったりと色々と経費もかかるが、成功した時の報酬は他のどの業種よりも高い。
【2位】キャバクラ
■平均月収:60~250万円
■給料形態:時給+歩合
■指名制度:あり(指名変えOK)
■スタイル:ヘアメイク必須。服装はレンタルドレスもあり
カウンターがなく、接客は基本的に横座り。
ママがおらず、ノルマがあるのが一般的なキャバクラ。
年齢層は、キャストは20代半ばが中心だが、お客の年齢層は幅広い。
店内はガヤガヤとうるさく、お酒を飲みながらワイワイ騒ぐといった感じ。
水商売の業種の中で、店舗数が最も多く、フリーで来るお客も多い。
ノルマはクラブほどきつくないが、指名本数などがそのまま時給に反映される事が多いので、女の子の時給は3,500円~25,000円と実に幅広い。
同伴・アフター・営業メール・各種イベントなど、何かと忙しいが、その分稼ぎも大きい。
同じ地域でも店によって時給が倍以上違ったりすることがザラなので、店選びは慎重に行いたい。
ちなみに、お酒は特に強くなくても大丈夫。
【3位】ラウンジ
■平均月収:30~80万円
■給料形態:時給(日給)
■指名制度:なし
■スタイル:ヘアメイク自由。服装は基本的に自前
カウンターがなく、接客は基本的に横座り。
ママがいて、ノルマが殆どないのが一般的なラウンジ。
キャストの年齢層はマチマチだが、お客の年齢層は高め。
紳士的な人が多く、雰囲気としては大人の社交場といった感じ。
ボックス席(テーブル席)での横座り接客が基本で、殆どの店にカラオケがあるのが特徴。
しかし「ラウンジ」という言葉の響きのせいか、そこまでうるさい店はない。
同伴・アフター・営業電話等が基本的にないのでバイト感覚で働けるが、キャバクラほどは稼げない。
都市部より地方の方が店舗数があり、キャバクラのことをラウンジとよぶ地域もある。
旅館やホテル内にあったりする飲み屋は、だいたいこのラウンジ。
【4位】スナック
■平均月収:20~60万円
■給料形態:時給(日給)
■指名制度:なし
■スタイル:ヘアメイク自由。服装は自前だがラフでOK
カウンターがあり、接客は基本的にカウンター越し。
ママがいて、ノルマが殆どないのが一般的なスナック。
お客の殆どが、地元の常連のオジサンたち。
雰囲気的には、酒好きのたまり場といった感じ。
店によっては横座りもあるが、カウンター越しの接客がメインなため、基本的には立ちっぱなし。
安く飲めて、かつ時間制ではないため、酔っ払いがすごく多い。
風営法上で最もグレーな存在なため、営業時間も店によってマチマチ。
100%の確率でカラオケがあり、お客とデュエットすることもある。
(必ずといっていいほど定番の古い歌なので、何曲かは覚える必要があるかも)
同伴・アフター・営業電話などが基本的にないのでアルバイト感覚で働けるが、殆どが個人運営で、歩合などもないため稼ぎも少ない。
混雑時は、カウンター越しに1人で2~3人の客を同時に相手することもある。
詳細は以下にて。
【5位】ガールズバー
■平均月収:20~40万円
■給料形態:時給+ドリンクバック
■指名制度:なし
■スタイル:ヘアメイク自由。服装は自前だがラフでOK
ボックス席はなく、接客はカウンター越しのみ。
ママがおらず、ノルマもないのが一般的なガールズバー。
年齢層は、お客・キャスト共に若めだが、そこまでうるさくはなく、楽しくお酒と会話をするといった感じ。
上記の4つと違って、お酌もしなければ、お客のタバコに火も付けない。横座りもなければ、メアドやLINEなどを教えなくてもいい。
(風営法上、タバコの火付けや横座りはしてはならない)
バーテンダーとほぼ変わらないが、カクテルなどの作り方などは多少は覚える必要がある。
スナック同様、週末などの混む日は、1人で2~3人のグループ客を相手にすることもある。
最近では「コスプレガールズバー」「水着ガールズバー」など種類がバラエティーに富んでいる。
風営法が適用されないので、朝まででも営業できる。
殆どの店がドリンクバック(1杯100~300円ほど)を設定しているので、飲めば飲むほど給料に反映される。
とっても気楽にできるが、稼ぎも少ない。
まとめ
今回は、夜の世界の懐事情を見てみました。
もちろん、地域によってバラツキがあると思います。
また、地方によってお店の呼び方などが変わったりするので、注意が必要です。
これは個人的に思うことなんですが、お店の料金が高額になればなるほど、女の子は話題を選ぶので、会話がつまらなくなっていきます。
例えば銀座の高級クラブなどに行けば、今朝の新聞の社説欄に書いてあるような堅い話もしてきます。
反対に、ガールズバーのアルバイトの女の子なんかは「カレシとケンカして~もう最悪で~」とか、ぶっちゃけトークもしてきます。
僕はどちらかというと、後者の方が好きです。
まあ、僕の意見はいいとして…
働く際には、お給料も大事ですが、自分に合う合わないを慎重に判断してくださいね。
ここまで読んで頂き、あざす!!