デリヘルの仕事内容を具体的に教えてください

グッジョブWOMEN編集部の沖田宗久です！
このページでは、デリヘル（デリバリーヘルス）の仕事内容やお給料について、風俗未経験の初心者女性でも分かるように説明していきます。

【1】そもそもデリヘルとは

デリヘルとは、派遣型のファッションヘルスのことです。
「出張ヘルス」などともよばれます。
店側は店舗を構えておらず、予約・注文はすべて電話とネットで行われます。

女の子は店側が用意した車に乗って、お客の自宅や宿泊しているホテルなどへ出向き、そこで一般的なヘルスのサービスをします。（セックスはなし）

デリヘルは、1999年の風営法改正以降、その数を増やしてきました。
この法案は、モグリで営業している違法風俗店を減らし、税収を増やす目的で施行されました。

具体的には、違法風俗店の摘発を増やし、代わりにデリヘル開業の敷居を下げました。
ちょうどこの時、東京都の石原慎太郎都知事による「歌舞伎町浄化作戦」などが行われ、違法営業していた風俗店が、一斉にきちんと税金を収める優良デリヘル店へと変貌と遂げました。

ご存知の通り、現在はデリヘルの人気は全国規模になっています。
首都圏の大型店などでは、在籍数が200～300人なんてところもあります。
もちろんそういうお店では、送迎用のドライバーさんも30～40人ほどいるのが普通です。

【2】デリヘルのお仕事の流れ

【2-1】出勤

出勤時間になると、ドライバーさんが自宅まで迎えにきてくれるので、それに乗ってお客さんの待つ現場まで向かいます。
（仕事が入るまで自宅待機OKの店や、事務所まで一度出勤する店もあります）

【2-2】現場に到着

ドライバーさんと一緒にお客さんの家 or ホテルの玄関まで向かいます。
ドライバーさんがお客さんに注意事項などを説明し、プレイ料金を徴収します。

【2-3】一緒にシャワー

お客さんと合流したら、少し会話をしてから一緒にシャワーを浴びます。
しかし中には、待っている間にシャワーを浴びてしまっているお客さんもいるので、１人でシャワーを浴びることもあります。

【2-4】プレイ開始

一般的な流れとしては、
トーク→キス→全身リップ→フェラ→攻守交代（女の子が受身）
となり、最後は、フェラ、または素又（ローションを使っての擬似本番）で射精させてあげます。

【2-5】一緒にシャワー

プレイが終わったら、お客さんと一緒にシャワーを浴びます。
お客さんを先に洗ってお風呂場から出し、その後に１人でシャワーを浴びます。

【2-6】お別れの挨拶

リピーターになってくれるように、お客さんに名詞を渡してアピールします。
（必ずしも渡す必要はありません）
連絡先交換などはする必要はありませんが、いかにも金持ちっぽい客や、太客になりそうな客であれば、LINE交換などをしてあげてもよいかもしれません。

【2-7】別の現場へ

外に出ると、すでに別のドライバーさんが待機しているので、それに乗ってまた違う現場に向かいます。
ドライバーさんとは、車内で会話をする必要はありません。
（してはいけない規則になっている店もある）

【2-8】勤務終了

勤務時間が終わると、ドライバーさんが自宅近くまで送ってくれます。
ドライバーさんから、その日の給料を受け取ります。
（最後の給料は事務所で受取るお店もあります）

以上が、デリバリーヘルスのお仕事の流れになります。
店によって多少の違いはあると思いますが、だいたいこんな感じです。

送迎があるので、交通費はゼロです。
また、まれにですが、超高級ホテルに呼ばれることがあるので、雰囲気の良いところで仕事できるというのも、１つの魅力かなと思います。

【3】デリヘルの給料や待遇について

デリヘルは店舗をかまえないため、経費が安上がりです。
ドライバーさんの人件費は発生しますが、一般の風俗店のように膨大な水道代、電気代、バスタオル代、家賃、雑費などを必要としません。
なので、女の子へのバック率も店舗型のヘルスなどと比べて若干高めになっている事が多いです。

ヘルスなどは、お客さんが支払った金額の５～６割ほどが女の子の取り分になりますが、デリヘルの場合は７割バックというところもあります。

お客さんが60分コースを選ぶと、だいたい支払う金額は2万円くらいなので、つまりこの内の14,000円が女の子の取り分ということになります。
時給14,000円ということですから、凄いですね。

さらに本指名（２回目以降の指名）やオプションなどがつくと、金額が加算されます。
さらにさらに、リピーター率が高い子などは「ハイクラス」など別料金のコースになり、１接客あたりのバックが高くなります。
（お客さんの支払う金額も高くなる）

給料形態は、ほぼ全てのお店が日払い＆完全歩合制です。
人気デリヘル嬢の月給は、200万円ほどだそうです。
最近流行りの「高級デリヘル」などだと、月に400万円以上稼ぐ子もいるようです。

【4】デリヘルの数は？

※警察庁生活安全局保安課 調べ

日本全国には、一体どのくらいのデリヘルがあるのでしょうか？
実はデリヘルは「無店舗型性風俗特殊営業１号」として警察庁に届け出がされているので、その数は公表されています。

上記図を見るとわかる通り、平成30年度（2018年度）時点で20,152軒となっています。
全国展開しているコンビニの「セブンイレブン」の店舗数が約21,010軒（2019年時点）ですから、デリヘルはだいたいセブンイレブンと同じくらいの数があるということになります。
覚えやすいですね(笑)

都道府県別に見るとダントツ１位はやはり東京都で、なんと3000軒以上のデリヘルがある模様です。
凄いですね。

【5】デリヘルの種類について

どんなジャンルでもそうですが、市場が飽和状態になると、ニッチなジャンルで攻めてくる業者が現れます。
デリヘルもまたしかりで、現在では多種多様な店舗が存在しています。

特に大都市圏などで新規に参入してくるところなどは、色々と工夫を凝らしています。
現在確認されているデリヘルの種類は以下となっています。

このように非常に多種多様になっているので、自分に合うお店を探すのも簡単かもしれません。
逆に言えば、自分に合っていないお店で働いてしまうと、稼げるものも稼げなくなってしまいます。