グッジョブウーマン編集部の神村安治です。
今回も元人気風俗店の店長だった経験を生かして記事を書いていきます。
今回のテーマは「地雷嬢」です。
地雷嬢とは、料金に見合わないサービスをする女の子のことを言います。
2ch(5ch)などの掲示板に「●●美は地雷嬢」などと書かれると、指名客がガクンと減ることがあるので、注意が必要です。
ただ勘違いしてほしくないのは、ルックスが原因で「地雷嬢」と呼ばれることは、殆どないということです。
いくらルックスが好みでなくとも、真心こもったサービスを受ければ、それで悪い気がする人間などないからです。
そういう意味では「地雷=手抜きサービス」ということもできるかもしれません。
代表的なものを挙げておきますので、ざっと目を通して「地雷嬢」と呼ばれないようにしましょう。
目次
【1】接客中に次の客の準備
本来は合間の時間にやらなければならないルーティン作業を、接客中にやってしまうというサービス地雷です。
特に、店舗型の風俗店のベテラン嬢にありがちです。
よくあるのが、メイク直し、髪型直し、ボディクリーム塗り、バスタオルまとめ、お風呂の入れ直し、部屋の掃除、などです。
プレイ時間中に、他の客にLINEで営業してる子もいると聞きますから、目も当てられません。
気心の知れた常連客ならまだしも、新規客の前でこれをやってしまうと「俺をナメているな」と感じる人もいます。
接客中は、目の前のお客だけに集中したいものです。
【2】香水・香り付け剤
大半のお客は既婚者ですから、風俗嬢は、常に無味無臭であることがベストです。
最近は、香水の匂いをプンプンさせているような子は減りましたが、代わりに香り付け剤(アロマジュエルなど)の匂いを放つ子が増えました。
一番困るのが、プレイが終わってバイバイする時の「ハグ」です。
シャツに良いニオイが移るその瞬間、嫁の怒った表情を思い出す人も多いでしょう。
なにせ、最後の最後でおじゃんになるワケですから(涙)
タバコ・口臭・体臭などの嫌なニオイはもちろん、既婚者は普段と違うニオイが付着することを嫌います。
なるべく注意したいものです。
【3】スマートフォンの取扱い
スマホを机の上などに置いてあるだけならまだしも、勝手に自分の好きな音楽を流したり、動画を見たりする行為はタブーです。
たとえそれがお客の好きな音楽や動画であったとしても、再生する前には一声かけたいものです。
マナーモードにすればいいというものでもありません。
「プレイ中に、スマホのブーンブーンという音が気になって集中できなかった」
というクレームを受けたことがあります。
携帯電話・スマートフォンは、音量・バイブレーション共にオフにしておきたいところです。
そして、できれば見えない場所に隠しましょう。
(まれに覗き見する客がいるので)
【4】プロフィールのウソ
お客が失望する理由の大半は「想像と違った」ことに起因するものです。
簡単にいえば「スリムと思ったらデブだった」みたいなことですね。
よくあるクレームとしては、
・風俗未経験のハズがベテラン嬢だった
・現役女子大生と書いてあったが違った
・写真では黒髪なのに実際には金髪だった
・ワンポイントタトゥーのハズが大きかった
などです。
太っていることや金髪がダメなのではなく、お客に間違った印象を抱かせてしまった事がダメなのです。
風俗の世界は、どんな子でも需要はあります。
自分のプロフィールは正直に書きましょう。
【5】見えない部分のムダ毛
エステに通っているからといって、気を抜いていると思わぬ落とし穴があります。
さすがにワキ毛ボーボーの風俗嬢は見たことがありませんが、自分では見えにくい部分の毛の処理ができていない子が意外に多いです。
鼻毛、尻毛、耳毛、背中毛、顎下の毛などは「客からはよく見えるが自分では見えにくい」部分なので、しっかりとケアしたいところです。
もちろん、デリケートゾーンも忘れてはいけません。
綺麗なVラインカットなどにする必要はありませんが、パンティーからはみ出している部分は、しっかりと処理しておきましょう。
【6】質問を一切しない
プライベートな事に首を突っ込みすぎるのはNGですが、なんの質問もしないのも、これまたNGになります。
なぜなら、何も聞かないということは「あなたに興味がありません」と言っているのと同じだからです。
接客中の会話は「相手と自分の共通点を探り、その話を膨らませていく」のが理想です。
これができていない人は、自分のことばかり話している人です。
「どんな質問をしたらいいのかわからない」
という人は、以下を参考にしてください。
【7】基本プレイの手抜き
たとえば、ヘルスやデリヘル等の非本番系の店では「69」は基本プレイに含まれていると思いますが、自分から積極的にやる子は殆どいません。
「全身リップ」にしても、本当に全身をリップしている子は、極々わずかでしょう。
客から要望がない限り、普通はカットします。
ここで言う「基本プレイの手抜き」とは、もっと極端なものです。
代表的なのは以下です。
・フェラしてるフリで実際は手コキ
・乳首から下を舐めようとしない
・触られるのを嫌がる
・キスやハグを嫌がる
・射精後、そそくさと掃除
痛い客の場合は、思いっきり手を抜きたくなる気持ちはわかりますが、上記のような事をしてしまうと、ネットなどで叩かれたりします。
心当たりがある人は、気を付けましょう。
【8】あからさまな時間稼ぎ
これは特に、プレイ時間が長いソープランドでありがちです。
代表的なのは以下。
・プレイ開始直前に風呂を溜める
・ダラダラとローション泡作り
・洗体しながらの長時間手コキ
・永遠に終わらない歯磨き
・お風呂場での長時間トーク
お風呂は本来であれば、すぐに入れる状態に湯張りしておかなくてはなりません。
洗体しながらの手コキは「あわよくばここで一発抜いてやろう」という陰謀が見え隠れします。
風俗慣れしている客は、女の子の時間稼ぎなどすぐに見破ります。
イタ客の場合は仕方ないですが、あまり真似しないようにしましょう。
終了時間よりも早く返す「時短」は、もってのほかです。
【9】プレイ中のお喋り
女性と違って男性は、1度に1つの事しか考えることができません。
女性は、2つの音を同時に聞いたり、聞きながら話したりすることも得意ですが、男性は歩きながら電話をする事すらもできません。
(同時通訳者の9割が女性)
単細胞生物である男性は、プレイ中に話しかけられると、その都度エッチな妄想から離れて、会話の内容を理解しなければなりません。
女性のように、会話しながらエッチする事は男性には不可能なのです。
「気持ちいい?」「もっと」などの単純なピロートーク以外の余分な会話は、プレイ中にはしない方がいいと思います。
【10】当日欠勤・出勤が不安定
客の期待を裏切るという意味では、勤怠が不安定な子も地雷になりえます。
実は店側としても一番困るのが、このタイプなのです。
「当日欠勤くらいで?」と思うかもしれませんが、お客の中には、目当ての女の子と遊ぶために会社を休んだり、遠路はるばるやってくる人もいます。
節約してお金を貯め、何日も前から楽しみにしてきたのに1時間前になってドタキャンを食らった時の気持ちは、計り知れません。
店側としても、予約客全員に謝らなければなりません。
中には「本当に実在してるの?」などと、その存在を疑ってくる人すらいます。
体調管理・勤怠管理はしっかりとしたいものです。