出稼ぎ風俗をおすすめしない理由

出稼ぎ風俗おすすめ スーツケースを持ち電車に乗る女性

出稼ぎ風俗の歴史は古く、今から40年以上前、1970年代まで遡ります。
といっても当時は、借金で首が回らなくなった女性がヤミ金融から強制的に地方のソープランドやピンクコンパニオンの置屋などに軟禁状態で働かされるといったケースが多く、世間的にもダークなイメージでした。

現在のような比較的クリーンなイメージで行われるようになったのは、2010年頃からです。
ここまで盛んに行われるようになった理由は、ヤミ金融の衰退、暴対法の改正、風営法の改正(デリヘルの解禁)、スマホの普及etc…等など複数あります。
「新宿スワン」などのスカウトマンを主人公にした漫画が映画化されたことも、要因としてあるのかもしれません。

いずれにせよ、昔のように風俗産業にヤクザなどの反社会的勢力が関与する余地がなくなった事は大きいでしょう。

出稼ぎ風俗の魅力はなんといっても「保証」です
「10日間で100万円の最低保証」など大胆な求人広告を展開するお店は多いですが、残念ながら殆どがウソで、トラブルが頻繁に起きているのも事実です。

今回は、そんな出稼ぎ風俗で起きたトラブルを被害女性の声と共に紹介したいと思います。
なぜ僕がこれを推奨しないか、おわかりいただけると思います。

目次

【1】保証が支払われない

最も多いトラブルは、やはり保証に関するものです。
以下、ツイッターの被害者の声です。

なぜこんなにも保証に関するトラブルが多いかというと、最初から払う気がないからです。
出稼ぎ風俗では、最初に契約書にサインさせられることがありますが、あれに色々と仕掛けがしてあります。

よくあるのが「店の評判を著しく低下させた場合は保証対象外となる」というもの。
「アンケートの点数が悪かった」「掲示板に悪口が多かった」などの理由で支払いを拒否する店が多いです。
どちらも、店側が自作自演できてしまう所がミソです。

また来てほしい極一部の子にだけ保証を支払い、他の子には難癖をつけて払わないことが多いです。
業界が業界だけに、警察に駆け込んだり、弁護士に相談する子が殆どいないのも、この悪しき習慣が減らない理由の1つです。

【2】とにかく稼げない

次に多いトラブルが「全然稼げない」というものです。
以下ツイッターの声です。

「保証はないけど確実に稼げます」という謳い文句に釣られて働くと、このような酷い目に遭うことがあります。
そもそも暇で有名で、地元で人を集められないから出稼ぎを募集しているのです。

スカウトマン経由だと更に酷いです。
なぜなら店側は、スカウトバック(女の子の稼ぎの10~15%)をスカウトマンに支払わなければならないため、出稼ぎ嬢にはあまりフリー客は付けないからです。

こういう店は、客にも嬢にもリピートを期待していません。
言い方は悪いですが「全て使い捨て」と思っています。

【3】職場環境が劣悪

職場の環境に関するトラブルも多いです。
ツイッターで叫んでいる嬢を発見しました。

そもそも、女の子にとって本当に良い店であれば、出稼ぎなどを募集しなくても口コミで人は集まります。
わざわざ高額な広告費を払ってまで出稼ぎの求人広告を打っているのは、地元での評判が悪すぎて、働き手が集まらないからです。

この他にも、「寮費が途中で値上がりした」「寮から店がメチャ遠かった」「4人同居のタコ部屋だった」など、寮に関するトラブルは多いです。
一番酷かったのは「寮が満杯でホテル暮らししたから経費が凄いかかった」というものです。

契約期間の途中で挫折させて、帰らせようとしているのかもしれません。
非常に悪質と言わざるをえません。

【4】窃盗・盗難被害が多い

昔からよく聞くのが、出稼ぎ先での盗難です。
最近、特に増えているようです。

寮に侵入して窃盗するなど、職場環境以前の問題です。
店ぐるみでやっていたとしたら、本当に許せません。

また、違法風俗店などの場合、女の子自身も悪い事をしているという自覚があるため、なかなか被害届けを出せないようです。
そういう心理も、巧みに利用しているのかもしれません。

また、
「親バレしたらどうしよう」
「税金面を指摘されたらどうしよう」
「地元じゃないからよくわからない」

といった要素が重なり、泣き寝入りする子が殆どなのも、悪しき輩が減らない理由の1つです。

【5】悪質なスカウトマン

そもそも搾取してナンボの商売です。
「良質なスカウトマン」などいないと思ってください。

スカウトマンが出稼ぎ風俗を薦めてくる理由は大きく2つ。
1つは自分の取り分がいいからで、2つ目は女の子が遠くに行けば、色々と世話をする必要がなくなるからです。

自宅からの通いの場合、1~2日で辞められる可能性がありますから、そうなるとスカウトバックが貰えません。
その点、出稼ぎとなれば、そう簡単には辞められませんから、しばらくの間は安定した収入が見込めます。
(女の子の稼ぎの15%はスカウトバック=スカウトマンの給料)

そもそも、スカウトは違法行為です。
「迷惑防止条例違反」などという生やさしいものではなく「職業安定法違反」という犯罪です。
最近は、ブログを書いていたり、ツイッターなどのSNS上で活動しているスカウトマンもいますが、例外なく全員違法です。

【6】まとめ(今後の傾向と対策)

2018年頃を堺に、出稼ぎ風俗の人気は一段落した感があります。
もっと分かりやすく言えば、出稼ぎ風俗は稼げなくなってきています。
そして今後は、さらに稼げなくなるでしょう。

こうなった理由は「出稼ぎ風俗嬢」の存在が世間に認知されてきたためです。
これまで多くの出稼ぎ風俗嬢を集めていた店は「新人が多い優良店」として人気を誇っていましたが、最近では「出稼ぎ嬢しかいない店」として敬遠されつつあります。

実際、出稼ぎを募集する風俗店は減少傾向にあり、求人サイト側の広告費も下がりはじめています。
風俗店のHPで「期間限定嬢」などとあからさまな宣伝をする店も減りました。

出稼ぎ嬢が嫌われる理由は、大きく2つ。
1つ目は、出稼ぎ嬢は手抜きサービスをする事が多いため。
2つ目は、出稼ぎ嬢は初回~2回目と入って気に入って、さあ本格的に通いはじめようと思った頃には退店しているからです。

お客としては、また一から「お気に入りの子」を探さなくてはならず、大袈裟に言うと途方に暮れた気持ちになります。
そうなると、
「新人マークがついてない子に入ろう」
「出稼ぎ嬢がいなさそうな店に行こう」
となるのが普通です。

出稼ぎ風俗嬢の存在に気付いているのは、まだ一部のヘビーユーザーだけですが、今後認知度はさらに上がっていくでしょう。
なので「去年稼げたから今年も稼げる」という思い込みは、通用しないかもしれません。

女友達と旅行気分で出稼ぎして、旅行気分で散財して帰ってくる子が多いです。
プラスマイナスゼロどころか、マイナスになってる子もいます(汗)
もちろん相性バッチリな店に当たって、しっかりと稼ぐ子もいるでしょうが、そういう子の割合が徐々に減ってきているのも事実です。

長い目で見れば、自分に合ったお店を地元でしっかりと見つけて、そこで目標を達成するまで働いた方が、色んな意味でいいかと思います。
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グッジョブWOMEN編集部の沖田宗久です。 あまり大きな声では言えませんが、大半の求人サイトが違法風俗店の求人広告を掲載しています...
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