風俗店が摘発されたら働いている女の子はどうなるの?

セクシー女性警察官

グッジョブWOMEN編集部の沖田宗久です。

自分の働いている風俗店が警察のガサ入れ(摘発)にあった場合、そこで働いている女性従業員(風俗嬢)はどうなってしまうのでしょうか?
今日はこれを見ていきたいと思います。

目次

【1】女の子は、おとがめなし


結論から言うと、どうにもなりません。

経営者や店長などは逮捕・起訴されることがありますが、女の子は特に何の処罰も受けません。
風俗関係者から話を聞いたり、ネットで色々調べたりもしましたが、女の子が逮捕されたというニュースは、1件も見当たりませんでした。

実際に、ガサ入れの現場に居合わせた経験を持つ嬢から話を聞いたこともありますが、その場で帰れたといっていました。
警察署まで連れていかれることもあるらしいですが、それでも2~3時間ほど事情聴取されるだけで、女の子はその日のうちに帰れるそうです。
もちろん、前科などもつきません。

確かに、ニュースなどでも、
「女性従業員らに売春をさせた容疑で…」
などと言っていますから、悪いのはやはり雇い主側ということになるのでしょう。

女子高生売春などが報道される時でも、捕まるのは決まって回春したオジサン側で、女子高生側は指導とかで済むことが多いようです。
女の子はいつも守られる立場なんですね。

【2】風俗嬢を罰する法律は存在しない

そもそも、風俗で働いている女性を罰する法律は、日本には存在していません。

売春防止法は、「売春の斡旋」と「不特定多数に売春を呼びかける行為」を禁止しているのであって、売春そのものを禁止してはいません。
もしも、売春そのものが禁止されたのであれば、女の子にプレゼントをあげてホテルに行くことも違法となってしまいます。

成人した男女間であれば、そこに金銭を伴う肉体関係が発生しても、なんの違法性もないのです。

従って「パパ活」などを含めた愛人関係も合法となります。
ただし、相手が既婚者だった場合は、相手のパートナーから民事で訴えられる可能性がありますので、そこだけは注意したいところです。

【3】ガサ入れされる風俗店の特徴

ガサに出くわすこと自体、宝くじに当たるくらい確率の低いことですが、それでもお巡りさんと遭遇するのはイヤなものです。

でも、以下を知っておけば大丈夫。
摘発を受けるお店は、必ず以下のどれかに当てはまっているのです。

摘発を受けるお店の特徴

[1]未成年者の雇用
[2]不法滞在外国人の雇用
[3]隠れ本番をウリにしている
[4]違法営業(無許可・深夜営業)
[5]反社会的勢力である

摘発されるお店は、ほぼ上記のどれかです。
「中国人エステ」「マンションヘルス」「ちょんの間」「JKビジネス」などニュースで騒がれているものは、必ず上記に該当しています。

これらのお店で働いていると、ガサ入れの際は、ほぼ確実に警察署まで連れていかれて始末書を書かされます。
働く際は、とにかくこれらのお店を避けましょう。
最後に、それぞれの説明をしておきます。

[1]について
未成年者は、見た目ではちょっとわかりづらい部分もありますが、おおよその判断はつきますよね。
家出娘みたいな女の子が多数いたら、要注意です。

[2]について
外国人に関しては、見ればすぐにわかりますよね。
永住権を持っている外国人であれば何の問題もありませんが、観光ビザで働いている女の子が多数在籍しているお店などは、ちょっと疑ったほうがいいかもれません。

[3]について
隠れ本番を店ぐるみでやっている店は、要注意どころか一発レッドカードです。
エステ店やマッサージ店に見せかけて、本番営業してるようなお店も避けましょう。

[4]について
営業許可証は、お店の入口などに飾ってあるので、必ず確認しましょう。
営業時間に関しては、24時間営業できるのはデリヘルのみ、それ以外の風俗は「午前6時~深夜0時まで」なので覚えておきましょう。
(2016年の風営法改正で、風俗店の営業開始時間が 日の出→午前6時 に変更された)

[5]について
反社会勢力=暴力団=ヤクザが運営している店も摘発対象になります。
彼等が運営するのは、決まって「ボッタクリ風俗」や「JK風俗」などの「リスクはあるが儲かる系」の風俗です。
そのようなお店では、働かないようにしましょう。

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