スカウトマン経由で入店するのは破滅の始まりだという話

頭を抱えて落ち込む女性

水商売でも風俗でも、必ずその存在が問題になってくるのが「スカウトマン」です。
道端での勧誘行為は既に違法となっているにも関わらず、その数は一向に減る気配がありません。

古くは女衒(ぜげん)と呼ばれ、江戸時代から暗躍しているこの商売。
「新宿スワン」などの人気漫画のテーマにも扱われたりして、良いイメージを持っている方も多いかもしれませんが、僕の中では「この世からなくなった方がいい職業ナンバー1」です。

ここでは、スカウトマン経由で風俗店やキャバクラに入店すると、どんな事が待ち受けているのか?という事について紹介していきます。
現役の風俗嬢・ホステスはもちろん、そうでない方にも是非読んでもらいたい記事です。

【1】給料が減る

スカウトマン経由で入店すると、普通に入店した場合と比べて給料が10~15%ほど低くなります。
その10~15%が「スカウトバック」と呼ばれるもので、スカウトマンの給料となるものです。

スカウトマンは、自分が紹介した女の子がそのお店を辞めるまでは、何もしなくても永遠にスカウトバックを受け取ることができます。
これは、風俗店、水商売、AV女優すべて共通です。

【2】フリーが着きにくくなる

お店は、女の子の給料の10~15%を毎月スカウトマンに支払わなければならないので、フリー等どの女の子にでも付けられる場合は、普通入店した女の子に付けるケースが多くなります。
理由はもちろん、余計な出費を減らすためです。

お店側としては、スカウト経由の子よりも普通入店した子にお客を付けた方が、より多くの利益を残すことができるのです。
そのため、お盆やゴールデンウィークなどの稼ぎ時には、普通入店した子を優先的に出勤させ、スカウト経由の子には、出勤制限をかけることもあります。

【3】違法な風俗店を紹介される

「裏フーゾク」などと呼ばれる違法風俗店は、きちんとした求人雑誌やスカウトサイトに募集広告を出せないため、ほぼ100%スカウトマン経由で女の子を集めています。
ボッタクリ風俗、ぼったくりバー、本サロ、援デリ、JKリフレ、ちょんの間、違法デートクラブなども同様(全て違法)です。

これらの違法な風俗店というのは、今でも全国各地に数多くあります。
こういったお店というのは、通常のお店よりも給料が高かったりするのですが、言うまでもなく警察のご厄介になる確率も高いです。

【4】ニセ情報をつかまされる

当たり前ですが、どのスカウトマンも自分に都合のいい事しか言いません。
以下はスカウトマンの代表的なウソです。

「自分のコネクションと情報網が一番すごい」
「善意でやっており、スカウトバックは貰っていない」
「自分が紹介すれば、面接に受からないお店でも受かる」
「自分が紹介すれば、他の子よりもバック率が高くなる」
「芸能人や芸能プロダクションにも知り合いが沢山いる」
「あの店(ライバル店)はヤクザが経営している」

【5】暇な店を紹介される

水商売でも風俗でも、流行ってるお店というのは、女の子の間でも自然と噂になるので、面接希望の子が連日数多く訪れます。
しかし、流行っていない店や、オープンしたばかりの店というのは、スカウトマンの力を借りて女の子を集めるしかなくなります。

スカウトマン経由だと、そういう暇な店を紹介される確率が高くなるのです。
また単純にスカウトバック率が高いというだけで、その子に全然合っていない店を紹介する事もあります。

【6】お店の信用を得られにくくなる

スカウトマン経由で入店してくる子というのは、「物事を自分で決められない自立していない子」という印象で見られます。
なので、お店の信用をなかなか得ることができません。

実際に、スカウトマン経由で入店してくる子が人気嬢になる事は殆どありません。
また、出勤が不安定だったり、裏でホスト通いをしていたり、借金問題や家庭問題を抱えてる事も多いので、お店が太鼓判を押すような看板娘にはなりにくいという現実があります。

【7】女性のスカウトマンに注意

スカウトマンならぬ、スカウトレディーというのが存在しています。
街で声掛けしているスカウトレディーもいるのですが、風俗嬢やホステスになりすましているスカウトレディーもいるので注意が必要です。

「一緒にお店を移ろうよ」などと友達のフリをして提携店に女の子を斡旋したり、ネット上の掲示板やソーシャルサイトなどで「稼げるお店があるので一緒に面接に行きませんか?」などと声をかけ、本当に面接に一緒に行ったりします。
一緒に入店したはいいが、すぐにいなくなるような子は、たいていがスカウトレディーです。

【8】ホスト兼業スカウトマンは特に注意

「ホスト兼スカウトマン」という職業の人達が存在しています。
表向きがホストで、副業的にスカウトをしているというパターンが多いです。
イケメンだったりするので、ついつい騙される女の子が跡を絶ちません。

女の子をキャッチし、自分の勤めているホストクラブに通わせた後、提携の風俗店に店を移るように薦めます。
ホストとしては、自分の指名客になってもらって金が入り、風俗店からもスカウトバックが貰えるという二重取りをする事ができます。
ホスト通いをしなくなった後でも、自分の給料からスカウトバックが差し引かれ、それがホストに支払われているのです。

【9】お店を退店しづらくなる

女の子がお店を辞めてしまえば、その子経由で入ってくるスカウトマンの収入はストップしてしまいます。
なのでスカウトマンは、なんとか女の子が辞めないように、あらゆる画策をします。

ホスト遊びや裏カジノを覚えさせたり、色恋などを仕掛けたりするのは朝メシ前、中にはヤミ金などで借金させたり、違法なクスリなどを薦めてくるスカウトマンもいるので、この辺りは本当に注意が必要です。
とにかく、お金を使わせるように仕向けてくるのです。

危ない遊びをはじめたきっかけを女の子に聞いてみると「スカウトの人に教えてもらった」という答えが返ってくる事が多いです。
スカウトマンは、後戻りできないような悪の道に女の子を引きずり込む事が多いのです。
これが僕がスカウトマンを嫌う最も大きな理由かもしれません。

【10】個人情報を握られ、脅される

スカウトマンは年齢確認のためと言って、女の子に身分証明書の提示を求める事があります。
この時の個人情報をネタに、後々になって「実家の両親にバラすぞ」などと金銭を脅し取ろうとしてくる悪質なスカウトマンがいるのです。
最悪なケースですが、実際にあった話です。

脅されなくとも、やはり個人情報を色々と知られているというのは、あまり気分のいいものではありません。
そういった弱みに漬け込んで、アダルトビデオの出演を強制したり、それが原因で問題が起きたりしたのは皆さんの記憶にも新しいかと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
スカウトマンと付き合っても、メリットは皆無に等しく、デメリットしかないという事がおわかりいただけたかと思います。

僕は風俗店の店長としてスカウトマンと付き合っていたこともありますが、漫画や映画に出てくるような本当に女の子の事を考えているスカウトマンというのは、見たことがありません。

やはりなんというか、自分の事しか考えていない人が多いのです。
風俗や水商売をはじめるのであれば、給料的な面でも法律的な面でも、やはり「Qプリ」のようなスカウトサイトに登録して探した方がいいと思います。